Windows Phone 8は前のバージョンのWindows Phone 7.5から多くの機能が搭載されました。新機能がたくさんあって一度には紹介できないので、Windows Phone 8の新機能を1つずつ見ていきます。
まずは新機能をざっと挙げてみます。
##ハードウェア ハードウェアでは、以下の3点が大きな変更点です。
参考: Windows Phone 8の新機能
参考: Windows Phone SDK 8.0の新機能
NFC (Near Field Communication)
いわゆるNFCによる端末間、ICタグのアクセスだけでなく、WiFi-DirectやBlueoothによる端末間の通信もサポートしています。
- OSレベルでの端末同士での通信: タップすることで、写真・連絡先などを共有できる。
- アプリケーションからの通信: アプリケーション同士が通信を確立して、情報を交換できるAPIが提供されている。
MicroSDカード
端末に挿入されたSDカードにデータを保存して、アクセスできるようになりました。アプリケーションからのアクセスも可能です。WP7.5までも、microSDカードを搭載する端末がありましたが、本体のメモリと一体するため、SDカード単体でアクセスすることはできず、またカードの取り外しも不可でした。
- OSから保存: 写真、動画
- OSから読み込み: 写真、動画、音楽
- 署名済みアプリをインストール
3種類の画面解像度
これまで事実上1種類の解像度(WVGA:480x800)だけでしたが、WP8からは3種類の解像度がサポートされています。
次回は、ソフトウェア面での新機能を紹介します。