Netduino Plusをお借りする機会があったので、Visual Studio 2013でC#を使ってプログラムを書いてみました。
まずはマイコンボード界のhello worldであるLチカからです。
環境構築
Netduinoの公式ページのダウンロードから“SDKs for Visual Studio 2013"のリンクをたどります。システム要件はリンク先に書かれている通り、
- Windows 7 SP1, Windows 8 or Windows 8.1
- Visual Studio 2013 Professional or better
となっています。Express Editionは動作対象外なので注意が必要です。
リンク先から以下の2つをダウンロードします。
- .NET MF SDK v4.3 QFE1 for VS 2013 (experimental, unofficial)
- Netduino SDK v4.3.1 for VS 2013 (experimental)
まず初めに”.NET MF SDK v4.3 QFE1 for VS 2013 (experimental, unofficial)“をインストールします。
ライセンス許諾、セットアップの種類の画面はいつものように進めます。
ファイルのコピー画面はやや時間がかかりました。
次に"Netduino SDK"をインストールします。
途中でドライバがインストールされます。
それほど時間がかからずにインストールが終わりました。
Lチカ
Visual Studio 2013でプロジェクトを新規作成して、“Visual C#"⇒“Micro Framework”⇒“Netduino Plus 1 Application"と選択します。
次に、プロジェクトを右クリックして表示される設定画面から、アプリケーションシートの対象のフレームワークを”.NET Micro Framework 4.2"から”.NET Micro Framework 4.1"に変更します。
次にProgram.csに以下のコードを書きます。
:::csharp
using System;
using System.Net;
using System.Net.Sockets;
using System.Threading;
using Microsoft.SPOT;
using Microsoft.SPOT.Hardware;
using SecretLabs.NETMF.Hardware;
using SecretLabs.NETMF.Hardware.NetduinoPlus;
namespace NetduinoPlusApplication1
{
public class Program
{
public static void Main()
{
OutputPort port = new OutputPort(Pins.ONBOARD_LED, false);
bool state = false;
while (true)
{
port.Write(state);
state = !state;
Thread.Sleep(500);
}
}
}
}
NetduinoをUSBケーブルで接続したら、デバッグ実行してみます。 デバッガーでブレークポイントを置いて、変数の値を確認したりできます。
動作中のNetduino、LEDランプが点滅します。