Visual Studio 2013にインストールした “Prism for the Windows Runtime Templates (Win 8.1)“を使って ストアアプリを作っていきます。
Prism for the Windows Runtime Templatesで追加されるもの
Prism for the Windows Runtime Templatesをインストールした Visual Studio 2013にはプロジェクトテンプレートと アイテムテンプレートが追加されます。
プロジェクトテンプレート
試した環境(Visual Studio 2013 Professional)では、 プロジェクトの新規作成で表示されるテンプレート>Visual C#の直下に 以下が追加されました。
- Prism App: Prismを使ったアプリを作成する。
- Prism App using Unity: 依存関係の解決にUnity(ゲームライブラリとは別)を使ってPrismを使ったアプリを作成する。
アイテムテンプレート
Prismプロジェクトのソリューションエクスプローラにおいて、フォルダを 右クリックして追加>新しい項目を選択して表示されるダイアログで、 以下が追加されています。
- Model(Prism): 値の妥当性検査をサポートしてModelクラス
- Page View(Prism): タイトル・バックボタンを持った必要最小限の画面のViewクラス
- PubSubEvent(Prism): Prismアプリのコンポーネン間が疎結合するために使用するイベント
- UserControl View(Prism): ユーザコントロールのクラス
- View Model(Prism): ViewModelのクラス
Prismプロジェクトの作成
プロジェクトの新規作成でプロジェクトテンプレートからPrismを選択します。 ダイアログでPrismを選択して、名前をPrismApp1にしてOKを押します。
作成されたプロジェクトのソリューションエクスプローラでは、 App.xamlの他にViewsフォルダにMainPage.xamlが、ViewModelsクラスに MainPageViewModel.csクラスが作成されているのが分かります。
次回からは、これらのクラスを使ってMVVMパターンのストアアプリを 作成する方法を見ていきます。