Prism for the Windows Runtimeでストアアプリ(その1)

Posted by 技術ブログ by Strawhat.net on Tuesday, June 24, 2014

MVVMパターンを使ってストアアプリを作成するとき、何かしらのフレームワークを使うかと思います。 Prism for the Windows Runtimeはストアアプリ向けのMVVMフレームワークです。

PrismはもともとはWPFでコンポーネントを組み合わせて作る複合的なアプリケーションを 開発するためのフレームワークですが、MVVMパターンを取り入れたりして複雑になっています。

Prism for Windows Phone 7.xやPrism for the Windows Runtimeは、 MVVMパターンでアプリを開発するためにMVVMパターンのフレームワークを 切り出したライブラリです。

このシリーズではWindows 8.1ストアアプリをPrismを使って開発する方法をまとめます。

Prism for Windows Runtimeの参考資料

Prismをストアアプリに適用する方法は、Dev Center - Windows Store appsで Developing a Windows Store business app using C#, XAML, and Prism for the Windows Runtime として公開されています。BookとしてPDFファイルが公開されていますが、 日本語の翻訳版は古い1.0版なので、英語版をお勧めします。

PrismによるStoreアプリのサンプル “Developing a Windows Store Business App using C# and Prism with MVVM” も公開されています。ビルドして実際に動かしながらコードを読んでみるとよいかと思います。

Prism for Windows Runtimeの準備

Visual Studio 2013のプロジェクトテンプレート “Prism for the Windows Runtime Templates (Win 8.1)” が公開されています。これをインストールしておきます。

実際のコードはその2から作っていきます