What's New in Windows Phone 8.1を読んで (その2)

Posted by 技術ブログ by Strawhat.net on Saturday, April 5, 2014

“What’s New in Windows Phone 8.1を読んで(その1)”の続きです。

Windows Phone 8.1の機能

原文では"Windows Phone 8.1 features"。新しい機能として多くが挙げられていますが、少しずつ見ていきます。

位置情報関連

Geopositionクラスによる位置情報の測位は変わっていないようです。 クラスが追加されているとのことで、使い方を後日見ていきます。

Geofencing機能

指定された位置に入ったとき、出たときにアプリに通知する機能。 自宅や職場に着いたらリマインダーを出すような例を挙げています。

位置に依存した情報を取得・処理して表示する機能は需要があるだろうから、 位置変化の監視をAPIとして提供してもらえると便利になるだろうと思います。

地図の機能拡張

オフライン表示でのタイルの扱い、複雑なジェスチャーへの対応、経路検索の向上がされたようです。 使い方はまた別の記事に書いていきます。

Microsoft Media Foundationのサポート

Windowsストアアプリと同じAPIがWP8.1でも提供されるとのこと。 ストアアプリとWP8.1で同じメディア系アプリを作成しやすくなりそうです。

これまでのWindows PhoneのAPIでは音楽再生ソフトも満足に書けなかったので、 Microsoft Media Foundationの登場で状況が変わるかもしれません。

メディアの編集

メディアを編集するアプリに必要な機能がWindows.Media.Encodingで提供されるとのこと。

Windows Push Notification Service(WNS)のサポート

ストアアプリと同じ通知機能がWP8.1で利用可能になります。

これまでのMPNS(Microsoft Push Notification Services)も互換性のため継続されるとのこと。