OrchardCMSでのサンプルコードと画像の記述

Posted by 技術ブログ by Strawhat.net on Sunday, March 9, 2014

OrchardCMSでブログやWiki(正確にはPage)を手軽に編集する方法を試してきて、気になったのは以下3点です。

  1. HTMLを書くのが面倒
  2. サンプルコードをどうやって入れるか
  3. スクリーンショットを撮ってからブログに載せるまで手間がかかる

1番目は、LiveWriterは動作環境が限られるのと、OneNoteからのエクスポートはレイアウトやコードの記述が面倒ってことで、WebブラウザでOrchard CMSの管理画面にアクセスしてMarkdownを使って書く方法に落ち着いてます。

Orchard CMSでは、Markdownモジュールを導入・有効化して、Content DefintionのBlog PostやPageの定義においてPartsに含まれるBodyのFlavor属性をMarkdownに変更することで、Markdownで投稿できるようになります。

変更箇所

次は、サンプルコードをどう書くか。Markdownに変えたことで頭に空白を入れて書けばよくなったのですが、行番号が出ないし、シンタックスハイライトも効かないので、嬉しくない。

それで、サンプルコードはGistを使うことにしました。こんな感じでscriptタグで貼ればいいだけなので楽ですね。

最後に画像をどうするか。Markdownの画像の記述方法では、縦横のサイズを記述できないのだけど、これはHTMLのimgタグを書けば回避できます。問題はその画像ファイルを準備する手間です。

画像ファイルがいきなり存在することは少なくて、たいていは

  1. 画面のスクリーンショットをクリップボードに取得
  2. クリップボードのイメージを何かのツールでファイル化
  3. ファイルをOrchard CMSのメディア管理画面にD&Dで登録
  4. 登録した画像を張り付ける

って手順になります。

手順1はPrintScreenやOneNoteのWin+Shift+Sを使えばよく、手順3-4は、最近のOrchard CMSのバージョンではWindows 8.1のIE 11でも動作するようになっています。残りは手順2ですが、これはScreenshot2Diskってツールで楽になれそうです。

Screenshot2DiskをClickOnceで導入すると、フォルダのコンテキストメニューに追加するか聞かれるので追加します。すると、フォルダやそのショートカットのコンテキストメニューに"Paste clipboard-image here"が追加されます。これを選択すると、クリップボードの画像がファイルとして作成されるので、あとはOrchard CMSに登録するだけ。

Screenshot2Diskで追加されるコンテキストメニュー

作成される画像ファイル

これで以前よりは記事の投稿に対する負担感が減って、投稿しやすくなったかなと思います。